手術・入院という貴重な体験
こんにちは!
9月1日に手術をし日々リハビリに励んでいますが、19日の水曜日に退院が決まりました。
本当だったら今日か明日には退院できる見込みだったのですが、術後1週間くらいで傷口が開いてしまい、ホチキスのようなもので縫合(?)したため、それの抜糸までに時間がかかるとのことで、予定より遅くなってしまいました。。。
無念。
さて、みなさん(読者いないけど苦笑)は手術や入院の経験はありますでしょうか??
僕は今回で手術は2回目、入院は4回目になります。(全然自慢にならない)
入院をすると様々なことを考えますが、まあ何より暇なんです。笑
もちろん人によって違うかと思いますが、今回の僕の場合、1日のイベントが、
・1日2回くらいの体温、血圧測定
・3度のご飯
・約40分のリハビリ
のみ。
それ以外の時間はスマホをいじったり新聞や本を読んだり、テレビを見たり、、、
勉強に時間を使えばいくらでもやることはあるなぁと思いつつもついつい暇してしまいます。
それはさて置き、看護師やヘルパーさんの働きぶりは目をみはるものがありますね!
白衣の天使とはよく言ったもので、ご年配の方のわがままにも本当に優しく対応し、まるで家族のように接する方もいらっしゃいます。
言い方は悪いですが、特に身寄りのない方にとってはすごく心温まり、甘えたくなり、より一層わがままを言いたくなってしまうことでしょう。
僕は前職がサービス業なのでサービスマンの視点で見てしまう癖があります。
あぁ、この人たちが僕のお店でアルバイトしてくれたらなぁ。。。と常々感じてしまうわけです。
それぞれ個性もあって面白いですね。
真面目に1つ1つ全部理由まで説明する方、ざっくりと温かい声をかける方、技術を大切にする方、会話を大切にする方。
マネジメントする方の手腕が問われるな〜と陰ながら想像しています。
一方、患者や利用者のモラルについては一考の余地有りかなと感じます。
先月かな?新聞でも取り上げられていましたが、セクハラや暴力が問題になっていますね。
入院していてセクハラは見ていませんが、暴れてしまい暴力をしてしまう場面を見かけることがありました。
もちろん認知症などの事情はあるのでしょう。
看護の現場で働いている知人に聞いてみたところ「抑制」という方法があるようですが、倫理的に物議を醸しているようです。
紐やバンドで拘束したり、鎮静剤を打ったりするようです。
しかし、これを許可しないご家族の方がいるようです。
みなさんはもし自分の親が患者の立場となった場合「抑制」することに賛成でしょうか、反対でしょうか。
様々な意見があるかと思いますが、僕は賛成派です。
親が縛られている姿はできることなら見たくないというのが本当のところですが、親が人に迷惑をかけている姿も見たくない。
イライラして誰かにあたりたいと感じているのであれば、僕がいる時にボコボコに殴られましょう。
僕がこのように考えるのはおそらく父の躾によるものだと思います。
「何をしてもいいが人に迷惑をかけるな」
本当になんでも好きなことをやらせてもらいました。
たくさん心配もかけました。
だからこそこの「人に迷惑をかけるな」くらいは守ろう、と思っていて、それを親にも求めるのかもしれません。
また、周知の通り、看護師や介護士の人材不足の深刻な問題です。
その原因の一端には、こういった現場での身体的、精神的ストレスは大いにあるのではないかと思います。
そういった意味でも「抑制」は入院時の承諾事項にしてもいいのではないかと考えてしまいます。
(法律でどのようになっているのかわかりませんが。。。)
僕は退院したら人材業界の介護領域で活動している会社に勤めることになっています。
これから介護の仕事をしようという人たちに、病院や事業所を紹介する仕事です。
その立場からも看護、介護の現場をより働きやすくしていくことは非常に重要であり、2035年には約70万人の介護士が不足してしまうと考えられている問題を解決できる糸口をして、AIと並び有効な手段だと言えると考えています。
これらのことは日常生活の中ではなかなか考えることではありません。
(少なくとも僕の場合は)
せっかくの手術、せっかくの入院。
非日常の体験はこれまでの自分では考えもしなかったことを気づかせてくれるようです。
まだまだ人生経験不足。そんな僕も毎日の体験を無駄にせず、少しずつでも立派な人になっていけたらな、なんて思っています。
ちなみに今読んでいる本は「うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか」という、簡単に言えば早起き、朝活を薦める本です。
夜型だった僕にとって非常に興味深く、実践しようと思える内容が盛りだくさんです。
機会がありましたら実践してみたレポートをこちらでご紹介したいと思います!
あと5日間、入院生活楽しんできます!!!